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自選
おかねはもちろん
だいじなもんだよ
かねは一番
大事にきまってる
おかねのないよは
できるさくるんだ
あおくしろくきよくきもい
ひとがつぶやく
はたしてぼくらは
どっちを信じる?
そんなくらしを
まだしたことないから
きみがあげると
だれかがきみに
いまひつような
なにかをくれる
それがレイゾウコに
いつのまにかはいってる
だれもしらない
ツンドラの地下から
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自選
電車のホームが
絶望の崖になった
いつもの窓が
凶器に見えた
あの日
僕らはなんとか
やり過ごし
久しぶり
笑い会える
これからもずっと
笑い会える
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自選
みちみちる
つぼみのそらよ
ちちゆきし
げにうれしからん
ありしひにさかば
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詩
花まばら
その枝たくまし
老白梅
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自選
むねにささる
きみのリリック
ねむれない
かぜにひきかく
もどかしいペン
カミひきさく
モノクロームのペン
とがれモノローグ
カミにタタク
ことばかたまり
ワンモーワンモー
なんどだって
かまやしない