シン・ミライ

『満月の裸　シン・ミライ選詩集』　シン・ミライ著

ご訪問いただきありがとうございます。
本ブログから恋の詩を選んで編んだ詩集『満月の裸』をリリースしました。
Kindleや楽天Koboなどの電子書籍化も予定しています。
紙の本は上記リンクからお求めいただけます。

詩は並べる順で印象が変わりますね。
写真も少し添えてみました。
読んでいただけたら幸甚です。

シン・ミライ　桑畑徳幸
2018/4/6

著者名、語尾など更新しました。
2018/4/23

きみがくれた
サプライズ
うれしすぎて
すてきすぎて
なみだがでる
ひまもないくらい
くらくらした
しあわせな日
生まれていちばん
うれしい日
ずっとずっと
わすれないよぜったい
ありがとう
ありがとう
これからもずっと
ずっとともだち

君のこころが
かれないように
僕のこころが
しおれないように
いつだって君と
あえますように
僕がしんでも
話せますように

新聞配るバイクが鳴る
深夜の道
猛スピードの黒ワゴン
走り去る交差点
眠らないコンビニ
一台のセダン
一人のバイト
ひとり夜食を漁る
丁寧な注意書きを守らず
蓋をあけるカップ麺
北海道の味噌に
関西のソーセージ
伊太利亜のワイン
はちゃめちゃだ
ひとりマリヤージュ
春の日曜日

君がしばらく
旅に出た夜
家はガランと静まりかえり
一人ぽつんとソファに座る
見上げると
こころなしかいつもより
天井もたかい
白いのっぺりした天井に
びっしりと恋文を書こうか
君は
喜んでくれるだろうか
それとも
叱られるだらうか…
馬鹿な男だ
まったくもって